景気DI 不動産は改善

2020年06月04日

(株)帝国データバンクは3日、2020年5月の「TDB景気動向調査」結果を発表した。有効回答数は1万1,979社。

 

同月の景気動向指数(景気DI:0~100、50が判断の分かれ目)は25.2(前月比0.6ポイント減)で、8ヵ月連続の悪化。国内景気は、急激な収縮には歯止めがかかったものの、生産活動の減退が続いた。今後は、国内外の懸念材料が見られる中、後退傾向が一時的に下げ止まると見られる。

 

業界別では、全10業界中5業界が悪化、7業種で景気DIが過去最低となった。「不動産」は23.5(同1.6ポイント増)と改善。「新型コロナウイルスの影響で家賃の減免要望などがある」とする一方、「オンラインセミナー等の活用により、投資用不動産売買は動きがあるように感じる」といった声もあった。「建設」は33.5(同0.4ポイント減)だった。

 

企業規模別では、「大企業」(28.1)、「中小企業」(24.6)、「小規模企業」(24.6)と、いずれも8ヵ月連続の悪化。緊急事態宣言による影響が継続した一方、大手を中心に新たな需要創出も一部で見られた。