福井銀行 福邦銀行を10月に子会社化

2021年05月15日

福井銀行は14日、同じ福井県を地盤とする福邦銀行(福井市)を10月1日付で子会社にすると発表した。

 

福邦銀が実施する50億円の第三者割当増資を引き受け、議決権ベースで51.98%にあたる約3300万株を取得する。福井県に本店を置く地方銀行は福井銀・福邦銀グループに集約される。

 

福井銀の林正博頭取は14日の記者会見で「両行とも地域貢献という目的は同じだが、経営基盤が弱ければそれも難しい。手を握れば強くなる」と話した。支店やATM、本店の事務部門の統合を進める。25年3月期までに累計70億円の相乗効果が見込めるという。

 

福井銀によると、両行グループの福井県内の預金シェアは55%、貸出金シェアは49%となる。両行は1月に資本提携で合意し、福井銀の福邦銀への出資比率を協議していた。福邦銀は第三者割当増資の実施前に、2009年に注入された公的資金60億円を前倒しで返済する。返済によって減少する資金を福井銀からの増資で補充する。

 

 

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