コロナ第5波の重症者 全国の10分の1

2021年11月12日

福井県内の新型コロナウイルス流行「第5波」(2021年7月20日~10月14日)で、人口10万人当たりの「延べ重症者数」が全国平均の約10分の1に抑えられたことが11月11日、福井県の分析で分かった。杉本達治知事は同日の定例会見で分析結果を発表し、濃厚接触者以外も幅広く検査する「福井モデル」による早期発見、早期治療の効果を強調した。

 

第5波の感染者は、感染力が強いデルタ株の影響で1676人に上り、20年3月以降の累計3115人の半数超を占める。

 

一方、平均入院日数9・4日、重症者数6人(重症化率0・4%)はいずれも県内の第1~4波に比べ最も少ない。重症者1人が10日入院すると「10人日」と考える「延べ重症者数」は、10万人当たり8.91人日で、全国平均の88.48人日を大幅に下回った。

 

分析結果について杉本知事は「感染経路不明の割合はわずか1.5%。接触可能性がある人まで積極的に検査を広げることで感染拡大や重症化を防止できた」と説明した。

 

第5波の感染者のうち、ワクチン未接種は1470人(87.7%)。2回接種後でも148人(8.8%)が感染したが、濃厚接触者が感染する割合は低い傾向とし「周りの家族を守り、安心して年末年始を迎えるためにも早めの2回接種を」と呼び掛けた。

 

 

 

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