メガ3行 住宅ローン固定金利引き上げ

2022年12月31日

メガバンク3行は30日、来年1月に適用する住宅ローンの固定金利を引き上げると発表した。

 

日本銀行の金融緩和策の修正で、長期金利が上昇したことにともない、10年固定型を12月の水準から0・18%~0・30%幅引き上げる。一方、各行とも、短期金利の影響を受ける変動金利は据え置いた。 

 

固定金利を上げるのは、新規に借りる際の住宅ローン。すでに固定型でローンを組んでいる住宅購入者の負担は、変わらない。  

 

10年固定では、三菱UFJ銀行が12月から0・18%幅引き上げ3・70%に、三井住友銀行が0・26%幅引き上げ3・79%に、みずほ銀行は0・30%幅引き上げ3・50%にする。三井住友は2013年10月以来、みずほは11年11月以来の高水準となる。  

 

信用度の高い顧客に適用される10年固定の優遇金利も同程度の引き上げとなり、三菱UFJが1・05%、三井住友が1・14%、みずほが1・40%となる。

 

 

 

 

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