日経平均株価 一時800円超の下落

2024年06月17日

週明け17日の東京株式市場はほぼ全面安となり、日経平均株価(225種)の下げ幅は一時、前週末終値比で800円を超えた。午前の終値は708円15銭安の3万8106円41銭だった。

 

前週末に発表された米国の経済統計が消費の弱さを示した。また日本銀行が国債の保有残高を減らす「量的引き締め」に踏み込む方針を示したことで、日米ともに景気減速への懸念が出ており、幅広い銘柄が売られている。認証不正の問題があった自動車や、金利上昇で収益が圧迫される不動産の値下がりが目立つ。

 

市場では「買いの取引材料が特段なく、景気の先行きへの不安が高まったことが売りにつながっている」(大手証券)との見方があった。

 

 

 

 

 

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