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固定住宅ローンがまた上がった — なんで?
こんにちは。にし不動産です。
2026年2月から、三菱UFJ銀行・三井住友銀行・みずほ銀行・りそな銀行・三井住友信託銀行といった国内大手5行が、10年固定型の住宅ローン金利を一斉に引き上げると発表しました。引き上げ幅はおよそ0.07〜0.33%程度で、各銀行の金利は2.75〜3.17%台という水準になっています。
変動金利型は今のところ据え置きですが、今後の長期金利の動き次第ではこちらにも波及しそうです。
背景にあるのは「長期金利の急上昇」
この利上げの一番の直接的な理由は、長期金利の急上昇です。新発10年債の利回りは昨年10月ころには1.6%前後だったのが、ここにきて一時2.3%前後まで跳ね上がりました。これは約27年ぶりの高水準です。
住宅ローンの固定金利は、この長期金利の動きに連動するため、銀行としてはコストの上昇分を金利に転嫁せざるを得ない状況になっているのです。
じゃあ、なんで長期金利が上がってるのか?
ここが今回の本質的なポイントかもしれません。
その背景として指摘されていること — 高市早苗政権の「積極財政」があります。
財政支出を増やし、景気刺激・減税・社会政策の拡充を掲げる高市内閣の政策は、国の借入(国債発行)を積極化させる見込みとして市場が評価し、結果として日本国債の利回り(金利)が上昇傾向になっています。
市場では「積極財政=財政悪化リスク」と受け止められている側面もあり、これが長期金利を押し上げる一因になっているとの見方です。
日銀の動きと今後の影響
長期金利の上昇が続くと、日銀が介入して国債を買い支える可能性も議論されていますが、その効果に疑問符をつける声もあります。
一方で、変動型ローンや他の金利商品も今後の物価・政策金利次第で影響を受ける可能性があり、住宅購入や借り換えを考えている人にとっては、これからの金融政策動向が非常に気になる局面です。
私的にひとこと
なんだか「家を買いたい人=金利上昇で悩む」という図式が現実味を帯びてきましたね。過去数年、低金利のおかげで住宅ローンを組みやすかった時代がありましたが、“固定金利は長期金利次第”という根本の構造が改めて意識されるようになった印象です。
高市政権の積極財政がどう結果に出るのかはまだわかりませんが、市場が先に反応している形なのかもしれません。個人的には、住宅購入計画は金利だけでなく「自分の収支と人生プラン」をしっかり見つめ直す良い機会になりそうだな、と感じています。
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