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不適格建築と違法建築

こんにちは。にし不動産です。

不適格建築と違法建築
似ているようで、実はまったく意味が違います。

マイホーム購入や中古物件の検討をしていると、ふと目にするこの2つの言葉。
でも、きちんと理解している人は意外と少ないかもしれません。

今日はこのテーマを、ブログ風にわかりやすくまとめてみます。

 

■ 不適格建築とは?

まずは「不適格建築」から。

正式には 既存不適格建築物(きぞんふてきかくけんちくぶつ)と呼ばれます。

これは・・・

建てた当時は法律に適合していたけれど、
その後の法改正によって“今の基準”には合わなくなった建物のことです。

代表的なのが、
1970年以前の耐震基準で建てられた建物。

1981年に建築基準法が改正され、新耐震基準が導入されました。
そのため、それ以前の基準で建てられた建物は、今の基準では「不足」と判断されることがあります。

でもポイントはここ。

違法ではありません。

あくまで「今の基準に照らすと足りない」だけ。
そのまま住むことも可能です。

ただし、大規模な増改築をする場合には、現行基準に合わせる必要が出てきます。

 

■ 違法建築とは?

一方で「違法建築」。

これはシンプルに・・・

建築基準法などの法律に違反して建てられた建物です。

例えば、

・建ぺい率オーバー
・容積率オーバー
・無許可の増築
・確認申請を出していない建物

など。

これは明確に 法律違反です。

場合によっては是正命令や、最悪の場合は取り壊し命令が出ることもあります。

住宅ローンが通らないケースもあるため、不動産売買では大きな問題になります。

 

■ 一番の違いは「いつ違法か」

まとめると、違いはここ。

 

不適格建築

違法建築

建築当時

適法

違法

現在

基準に合わない

今も違法

是正義務

原則なし

原則あり

つまり・・・

不適合建築=時代の変化によるズレ

違法建築=最初からルール違反

ということ。

似ているようで、リスクの重さは全く違います。

 

■ 中古住宅を買うならここをチェック

中古物件を検討する場合は、最低でも次の3つを確認したいところ。

✔ 建築確認済証
✔ 検査済証
✔ 増改築の履歴

「古い=ダメ」ではありません。

むしろ、しっかり管理されている既存不適格建築物は、立地が良く価格も抑えられていることが多いです。

大切なのは、違法かどうかを見極めること。

 

■ 最後に

法律は変わります。
でも、建物はそのまま残ります。

だからこそ、「今どうなのか」だけでなく、
「どういう経緯でそうなっているのか」を知ることが大切。

不動産は大きな買い物。
知識は、最大のリスクヘッジです。

 

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