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家族信託を始めるときに必要な3つのステップ
~信託契約書ってどう作るの?をわかりやすく解説~
こんにちは。にし不動産です。
前回の記事では「家族信託」と「成年後見制度」の違いについてお話ししました。
今日はその続き!
実際に「家族信託を始めるにはどうしたらいいの?」という疑問にお答えします✨
📄ステップ① 家族で話し合う
まずは、家族の気持ちを整理することからスタートです。
家族信託は、「信頼できる家族に財産の管理を託す」仕組み。
だからこそ、本人(委託者)の想いと、受け取る側(受託者)の理解がとても大切です。
たとえば、こんなことを話し合ってみましょう👇
誰に財産を託したいか?
どんな財産を信託に入れるか?(自宅・預金・アパートなど)
将来、誰に承継させたいか?
どんな状況になったときに信託を動かすか?
💬 「まだ元気だから大丈夫」ではなく、「元気な今だからこそ」話しておくのがポイントです。
📄 ステップ② 専門家と一緒に信託設計をする
家族で方向性が決まったら、司法書士や弁護士など専門家に相談しましょう。
信託契約は法律行為なので、内容によっては税金や登記にも影響します。
専門家は、次のような点を整理してくれます。
信託の目的を明確にする(認知症対策?相続対策?)
信託財産の範囲を決める
受託者・受益者・第二受託者などの構成を設計
トラブル防止のための条項を盛り込む
💡ポイント:
信託契約書は、ひな形を使うだけでは危険。
家族の状況に合わせたオーダーメイド設計が大切です。
🖋️ ステップ③ 信託契約書を作成し、登記・手続を行う
設計がまとまったら、いよいよ契約書を作成します。
多くの場合、公証役場で**「公正証書」**として作ると安心です。
契約締結後には、
不動産を信託に入れる場合 → 信託登記を法務局で申請
預金を信託に入れる場合 → 銀行で名義変更や信託口座の開設
といった実務手続きが必要になります。
これで、正式に家族信託がスタート!🎉
🌸 まとめ:家族信託は“契約”で家族の未来を守る
家族信託は、「作る」ことよりも「どう活かすか」が大切。
つまり、“契約書はゴールではなくスタート”なんです。
しっかり話し合い、専門家と一緒に制度を形にすれば、
家族みんなが安心して未来を迎えられます✨
➡️ にし不動産 公式サイト・お問い合わせフォームへ https://www.nishi-realestate.com/contact/