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【私見】福井県の土地価格動向と今後のポイント

【私見】福井県の土地価格動向と今後のポイント

こんにちは。にし不動産です。地方都市である福井県の土地価格について、「現状/強み・課題/今後の展望」という構成で分析してみました。(*飽くまでも・・・私見でございます。)

 

1. 現状のデータ・傾向

先ずは、福井県の最近の公示地価・基準地価など、主要なデータを整理します。

福井県内の公示地価(2025年1月1日時点、全用途平均)は前年比 +0.2%。30年ぶりに「全用途平均で上昇」に転じました。商業地では +0.4%と上昇。住宅地・工業地も含めて、マイナスだった前年からプラスへ移行。市町村別で見ると、県庁所在地である 福井市 が上昇率・価格ともにトップ。例えば福井市の公示地価平均:80,963円/㎡(坪単価約 267,600 円/坪)で前年比 +1.2%。

一方、県全体の基準地価平均では 4万0650円/㎡(坪約13万4380円/坪)で、前年から −0.46%と若干の下落。

用途別・地域別に見ると、商業地・駅近・中心市街地など立地条件が良い地点で明確に上昇。一方、立地条件が劣る住宅地・地方部では厳しいところも。例えば福井市駅近の地点では 43万2,000円/㎡(坪約142万8,099円/坪)、前年比 +6.40%。

まとめると
・「福井県という地方エリア」において、地価が 全体でやや上向きに転じている。
・ただし「上がっているのは立地が良い商業地・駅近」「住宅用地・郊外・地方部」には弱みあり。
・地域・用途・立地による差が非常に大きい。

 

2. 福井県の強み・投資成長が見込まれるポイント

福井県における土地購入を考える上で、強み・ポジティブ要因として次の点が挙げられます。

・交通インフラ改善・アクセス強化
 例えば、北陸新幹線の開業影響など、駅周辺へのアクセス改善・再開発が価格上昇の牽引となっています。

・中心市街地・福井市の優位性
 県内では福井市が明確に地価上昇・価格水準ともに頭抜けています。これが購入対象として「立地の良い福井市中心部」という選択肢を支持します。

・用途転換の余地・商業地の上昇
 商業地の上昇率が出ており、駅近・県庁所在地などで需要が見込まれていることがデータからも読み取れます。

・コスト、価格水準が他都市に比べ抑えめ
 全国的に見れば価格水準が高い都市と比べて「割安感」が残るため、割安な地方都市での先行取得という戦略が可能です。

3. 福井県の課題・リスク要因

逆に、土地購入を検討する上で注意すべき、福井県固有・地方共通のリスクもあります。

・人口減少、少子高齢化の影響
 地方都市共通の課題として、若年人口の流出・世帯数縮小などがあります。これが住宅需要にマイナスとなる可能性があります。

・用途、立地次第で明暗が分かれる
 立地が悪い住宅地・郊外・交通アクセスや生活利便性が低い場所では、地価上昇が追随していないデータがあります。福井県内でも用途・地域による価格差が明確です。

・上昇転じたとはいえ成長率は緩やか
 全用途平均+0.2%という数値は、決して勢いのある“爆上げ”ではありません。成長期待値は立地によって大きく変わるということを示しています。

・出口、流動性のリスク
 地方都市での土地購入は、売却希望時に買い手が少ない、用途転換が困難、賃貸・商業需要が限定的というリスクがあります。

4. 今後の見通し&戦略的考察

福井県の土地価格を将来にわたってどう捉えるか、投資視点でポイントを整理します。

・見通し(*飽くまでも・・・私見です。)

立地条件が良く、インフラ整備・駅近・中心市街地で用途が明確な土地(例えば、商業地・駅前店舗用地・交通アクセス良好な住宅用地)は今後も緩やかな上昇傾向が続く可能性が高い。

逆に、交通・生活利便性が低く、人口流出・需要が見込みづらい郊外・山間部などは、価格維持・下落リスクが依然として残る。

用途を「商業・物流・産業用途」に振ると、住宅用途よりも成長ポテンシャル・価格維持の可能性が高い。特に福井県のような地方であれば、用途転用できるかどうかが鍵。

全体として“地方で割安に買える”という価値はあるが、立地の“グレード”がその成否を左右します。地価上昇を狙うなら、福井県内でも“良い場所”を選ぶ必要があります。

・戦略的考察(購入検討時の視点)

購入ターゲットとしては、福井市中心部、駅から徒歩圏、市街地再開発エリア、幹線道路・交通アクセスの良い土地を重視するべき。

用途を明確に:例えば「店舗・事務所用地」「宿泊施設・観光用途」「物流・倉庫用地」といった需要が見込める用途を検討。

将来的な用途転換の可能性を見据える:用途が限定されていると、予期せぬ市場変化に弱いため、転用・複合用途が見込める土地だとリスク分散に。

出口戦略を早めに描く:地方では買手・需要が限られるため、「何年で回収・売却」あるいは「賃貸収益化」をどうするかを併せて検討。

リスク管理を怠らない:人口動態、災害リスク、インフラ維持・更新、固定資産税などコスト・リスクの把握が重要。

5. まとめ:福井県での購入可否判断

総合的に言えば、福井県は「条件を満たせば地方購入先として魅力あり」と言えます。ただし、“ただ地方だから安い”という理由だけで飛びつくのはリスクが高いです。

・もし私がアドバイスするなら・・・

「福井市中心地・駅近・商業用途・将来の用途転換可能性あり」の土地なら積極検討。

「郊外・住宅用途・アクセス悪・将来用途限定」の土地なら慎重に。

必ず「価格水準」「変動率」「立地条件」「用途」「将来需要」の5つをセットで評価。

以上 飽くまでも・・・私見でございます。

 

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